逆指名会見での高橋由伸

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覚えていますか?
高橋が巨人を逆指名した時に浮かべていた涙を・・・・・。

逆指名会見での高橋由伸

はい、高橋は元々ヤクルトを希望していて、ヤクルト側にも『逆指名します』と伝えていたんです。
ヤクルトも来てくれるものだと思っていた相思相愛の間柄です。

それが何故突然巨人に!?

そこには高橋の家庭の事情・・・・というものがありました。

逆指名会見前夜、高橋は千葉県内の実家で開かれた家族会議に出席し、最終結論について話し合っていました。

家族会議終了後に取材に答えるということで、取材陣は皆待っていたんですね・・・。

その家族会議が結局8時間にも及んで、深夜の3時迄かかったと言われています。

どうもですね・・・。

その会議の中で父親の重衛氏が『家のために巨人に行ってくれ』と説得しようとしていたんです。

家のために・・・・というのは、不動産業を経営している重衛氏が土地を焦げ付かせて莫大な借金(約60億円)を抱えていて、
巨人がその借金を肩代わりする・・・という密約があったと言われています。

高橋は会見の中で「自分の判断で、決めさせていただきました」と言っていましたが、確かに最終的には高橋自身が決めた事ではありましょうが、望んだ決断では無かったんです。

だからこその涙・・・・・だったんです。

それが1997年11月4日の事でした。

その時の逆指名会見の動画がこちらで観れます。(5分57秒ぐらいから)

大学時代には既に綺麗なバッティングを披露し・・・・

高校時代には投手としても・・・・
この試合ではさよなら負けを喫しましたが・・・・

巨人に入ってからも18年間での通算打率が.291と素晴らしい成績を残しています。
怪我が無ければもっといってましたしね。

そしてこの人はサヨナラホームランがなんとも印象深い、勝負強い選手でした。

プロ18年目の今季も打撃コーチを兼任しながら77試合に出場して、打率.278、5本塁打、21打点を記録。しかも代打では.395の高打率をマークしていました。
本当に勝負強い!!

監督を決意した高橋由伸

高橋自身は監督を引き受ける以上、兼任は難しい・・・としているので、選手としてはおそらく引退となろうかと思いますが、今後は監督として覚悟を持ってまい進していってほしいですね^^


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