
今ジャマイカ代表が平昌オリンピックで使用するボブスレーについて話題になってますね。
元々大田区の『下町ボブスレー』を使用して平昌オリンピックに出る!という契約になっていて、それに向けていろいろと動いていたんですが・・・。
ジャマイカ側から平昌オリンピックでは『下町ボブスレーを使わない(不採用)』という連絡が来たようなんです。
今まで大田区でいろんなイベントをしてジャマイカと交流を図っていたので、その落胆ぶりがすごいです。
ではいったい何故こんな事が起こってしまったんでしょう・・・。原因は?
これには実は不運もあったんです。
昨年12月のドイツでのワールドカップの際に輸送トラブルによって、急きょラトビア製のソリを使う事になったんです。
そうしたら思いのほかタイムが良く・・・・・。
ジャマイカ側は「驚異的に伸びた」と言ってます。
はい。
選手としてはやっぱり速いソリを使いたいですもんね。
勝ちたいですもん。
だから速いソリを選ぶ選手の気持ちは理解できます。日本の事が嫌いで不採用にした訳ではありません。
ただ!!
2016年1月、ジャマイカ代表がテスト走行を繰り返し行った末、『下町ボブスレー』の採用を決定し、オリンピックで使用するための契約を交わしているんです。その代わり下町ボブスレー側はジャマイカに対しソリを無償提供する・・・というものです。
ジャマイカ側に無償で要望も受けてどんどん改善していくんで、オリンピックで使ってください!
という依頼をジャマイカ側が興味を示して契約に至った訳ですね。
で、実際2016年1月にジャマイカ代表が来日して試走してみたところなかなかの好感触だったんで、「これなら!」ってなったんです。
それからはずっと下町ボブスレーを使ってたんですよ。
それを思うと、ちょっと切ないですね。
実際どっちが性能が良いのかはわかりませんが、ジャマイカの選手にはラトビアのそりがあってたんだと思います。
男子はこの日本製の『下町ボブスレー』を使い続け、そしてオリンピックの出場がかないませんでした。
女子のジャズミン選手はやっぱりオリンピックで良い成績を出したい訳です。
これは仕方ないですよね。何故もくそもありません。理由は明白です。
ただ、契約は契約なんで、そこはしっかり対応してほしいところです。
・・・でも、この契約不履行についても実は簡単にはいかない可能性があります。
・・というのもジャマイカ側からは「遅い」「安全でない」「機体検査に不合格」の3点を指摘されています。
遅い・・・というのはラトビア製と比べて遅かったということでしょう。
「安全でない」「機体検査に不合格」というのはどういうことかと言うと、実は下町ボブスレーのソリは2018年1月に行われた2度の機体検査で不合格になっているんです。
日本側が軽微な違反だけで五輪には間に合う!と主張しているそうですが、実際にこの時期に不合格って・・・・・。
乗る側からしたら不安しかないですよね。
そういう理由があった時に果たして契約不履行として損害賠償の6800万円を請求したとしても満額は無理なんじゃないかな・・・というのは感じます。
今まで大田区とジャマイカは様々な交流をしてきているので、ここでゴタゴタがあるのはとても惜しいです。
日本としても平昌オリンピックの次のオリンピックではラトビア製のものよりも速いのを作るんでその時には絶対に使って下さいね!
ぐらいの事を言ってほしかったですね。ラトビアに技術力で勝たないと!!
勿論多くの方はがっかりするでしょうけどね。
みんなが笑顔で終われるように解決できるといいなぁ・・・と思います。