全米女子アマ選手権で初出場にして初優勝を飾った高校2年生の馬場咲希さん。
日本人としては実に37年ぶり、二人目の快挙でした^^
ちなみに37年前は服部道子さんです^^
その後1998年には年間5勝をあげて賞金女王にもなっているお方です^^
さて、ちょっと脱線してしまいましたが、
もうホント、凄い!の一言に尽きるんですけど、これからの輝かしい活躍を期待して、これから応援していく意味も込めて記事にしてみたいと思います。
馬場咲希の魅力に迫る!
馬場咲希のプロフィール
まずは簡単なプロフィールから。
ゴルフ歴:5歳~
身長:175cm
生年月日:2005年4月25日
出身地:東京都
血液型:B型
ゴルフを始めたきっかけ:父に勧められて
出身校:日本ウェルネス高等学校(在学中(2022年現在))
家族構成:父、母、姉、妹(二人)
ちょっと目を引くのがこの身長ですよね。
175cmって結構高いです。
ただ、この身長こそがゴルフを始めるきっかけになったとも言えます。
馬場咲希がゴルフを始めるきっかけ
馬場咲希は4人姉妹の次女なんですが、身長が高かったのは次女だけでした。
小さい頃から学校でもみんなよりも頭一つ大きい為、目立って凄い嫌だったそうです。
きっかけとなったのは幼稚園のお遊戯会の時だと言います。
その時、何人かで並んでナレーションをやるシーンがあったそうですが、何せ一人だけ身長が飛び出ているわけで、凄く目立ってしまってたんです。好奇のな視線が集まり、それを感じて不安で辛い娘の表情などを感じ取って、父の哲也さんが「このままでは精神的に参ってしまうかもしれない」そう感じて、何とか自信を持たせてあげたい・・・・。
そして、体の大きさを活かせるスポーツをやらせてみよう・・・となったようなんです。
元々父もゴルフ好きでアマチュアゴルファーとして取り組んでいた事もあり、やらせるスポーツがゴルフとなったんだと思います。
ゴルフで身長が高いと有利ですしね。
そしてよく練習場で見る、現在は女子プロの菅沼菜々親子の姿を見て自分達に重ねていたようです。
また、老後、ゴルフで一緒に遊んでくれたら・・・、という思いや、楽しそうにボールを打っている姿を見て、スクールにも通わせて、ちゃんとやらせたい、という思いもあったようです。
ゴルフ自体は最初、姉も一緒にやっていたようですが、中学に入り部活を始めて、ゴルフは辞めてしまったようです。
妹たちはゴルフはやっていないようですね。
馬場咲希のゴルフへの取り組み
ゴルフは父の勧めで5歳から姉と一緒にはじめました。
最初はプラスチックのおもちゃのクラブとボールです。
姉とは2歳離れているのですが、小さい時の2歳って結構大きいですよね^^
よく姉に負けて悔しがっていたようです。
小学校3年生の頃から藤井誠プロが指導していた『多摩キッズ』で学び、小学4年生の頃には七夕の短冊に『プロゴルファーになりたい』と書いた事で、父の哲也さんも本気になったようです。
子供が夢を持ってそれに向かって一生懸命頑張る姿は何よりも応援したくなりますもんね。
中学生の頃は部活で日野市立日野第一中学校で陸上部にも入りつつ、ゴルフも続けていました。
中学1年生になってからはHMBゴルフアカデミーの坂詰 和久コーチから体の使い方を主に学び、中学3年の頃からは宮里藍選手も指導した鎌田貴トレーナーにも指導を受けるようになりました。
父の哲也さんも後から、後悔しないように出来る事はちゃんとしとこう!という思いが強かったようです。
馬場咲希の主な成績
ちょっといろいろな大会の結果を調べてみました。
いろんな大会の結果を調べまくったんでかなり疲労困憊です><(漏れもたぶんあります(汗))
それにしても、中2からの伸びがやばいですね^^
2017年:関東小学生ゴルフ大会6位タイ(小6)
2018年:関東中学校ゴルフ選手権春季大会 29位タイ(中1)
2018年:関東中学校ゴルフ選手権夏季大会 58位タイ (中1)
2018年:関東ジュニアゴルフ選手権女子12~14歳の部 25位タイ(中1)
2018年:KGA杯ジュニアゴルフ大会 女子12~14歳の部 15位(中1)
2019年:関東中学校ゴルフ選手権春季大会 8位(中2)
2019年:関東中学校ゴルフ選手権夏季大会 10位(中2)
2019年:関東ジュニアゴルフ選手権女子12~14歳の部 優勝(中2)
2019年:日本ジュニアゴルフ選手権女子12~14歳の部 18位タイ(中2)
2020年:関東中学校ゴルフ選手権大会 7位タイ(中3)
2020年:PGSチャリティー東日本スクラッチゴルフ選手権(女子アマチュア) 優勝(中3)
2020年:日刊アマゴルフ関東大会学生女子 6位タイ(中3)
2021年:第23回東京都女子アマチュアゴルフ選手権 優勝(高1)
2021年:関東高等学校ゴルフ選手権夏季大会 10位タイ(高1)
2021年:関東高等学校ゴルフ選手権夏季大会・団体 4位(高1)
2021年:全国高等学校ゴルフ選手権大会 3位タイ(高1)
2022年:関東女子ゴルフ選手権大会 優勝(高2)
2022年:関東ジュニアゴルフ選手権15~17歳の部 優勝(高2)
2022年:ヤマハレディースオープン葛城 58位タイ(高1)
2022年:ブリヂストンレディースオープン 28位タイ(高2)
2022年:全米女子オープン 49位タイ(高2)
2022年:日本女子アマチュアゴルフ選手権 9位タイ(高2)
2022年:全米女子アマ選手権 優勝(高2)
ツアーとかも全然予選落ちしないじゃないですか?
安定感がすごい!!
馬場咲希のかわいい一面
馬場咲希さんは高身長ですが、まだ高校生とあってかわいらしい顔立ちですよね^^
プレー中の真剣な表情はかわいいというよりはかっこいー感じですが、インタビューの受け答えなど照れた表情が非常にかわいいなと思います。
特にインタビューで父の事を聞かれた時に、恐らく、近くにいるんでしょうね^^
凄く恥ずかしがって応える咲希さんの照れた表情がかわいくて印象的です。
父親への感謝・・・・勿論それは強く持っているものの、本人を目の前にしてなかなかスラスラとは言えないところ。
凄くわかるなぁ~と思いながら観てました。
馬場咲希の父、哲也さんへの思い
これは咲希さんの父への思いというわけではありません。
私自身の哲也さんへの思いです^^
私今回この咲希さんの記事を書くにあたって、いろいろと調べて思ったんですけど、哲也さん、凄く良いです!
なんか、凄く大好きになりました。
私も二人の父として、気持ちがシンクロする部分が少しあったり、子供の為にがんばってる部分というのが見えて、咲希さんは勿論、哲也さんの事も応援したくなる・・・そんな感じです。
私の子供たちも競技は違いますが、スポーツを結構がっつりやっていてなんとなく感じました。
馬場咲希のスイング
咲希さんのスイングには魅力がありますね。
ドライバーで平均270ヤードを飛ばします。
しかも咲希さんは飛距離の出やすいドローボールではなく、コントロール重視のフェードボールを持ち球にしています。
一般的に女子プロの多くは飛距離を伸ばすためにドローボール使いが多いんですけど、咲希さんの凄いところはフェードボールで距離が凄いというところです。
これは今後も考えると大きな武器ですよね。
ただ、一つ心配もあります。
それはフェードボールは腰と手首に負担がかかりやすいと言われているからです。
あのジャック・ニクラウスも元々は有名なフェードボーラーでしたが、腰を痛め、途中からドローボールを多用するようになりました。
身体のケアはしっかりやってほしいですね。
馬場咲希のインスタ情報
咲希さんはインスタをやっています。
こちらですね。
https://www.instagram.com/teba_.425/
インスタではいろいろなシーンがあって面白いですね。
こういう力強いショットのシーンもありますし、
こういう女子高生っぽい一面もあります。
この一緒に写ってるのはルネサス高校の飯島早織さんかな??
全国高等学校選抜ゴルフマッチプレー選手権の時に撮ったんでしょうね^^
素敵な写真です♪
馬場咲希のスポンサー!?
全米女子オープンで日本人アマチュアとして実に8年ぶりに予選を通過したものの・・・・・
出場するには高額な費用がかかります。
往復の飛行機代、宿泊費用、他諸経費含めると100万円でも足りないとの事。
もし、昨年までだったら辞退していたかもですよね・・・・。
・・・というのも、今年1月にアマチュア規則の改訂が行われて、全てのスポンサーシップの契約の制限が撤廃されたんです。
なので、予選会終了後、父の哲也さんが走り回って費用を捻出してもらうべく奔走したんです。
そしてそのスポンサーが実に12社。
その12社のスポンサーがこちらです。
①株式会社Vege Creation
②株式会社シンコーハイウェイサービス
③ミストリアジャパン株式会社
④CRGホールディングス株式会社
⑤パイプドHD株式会社
⑥株式会社リンガフランカサービス
⑦加賀電子株式会社
⑧加賀スポーツ株式会社
⑨株式会社イートアンドホールディングス
⑩有限会社デューク
⑪株式会社NOWON
⑫Eyevol
いろいろな人、企業の助けがあって今回の結果に繋がったわけですね^^
馬場咲希のクラブセッティングが凄い!
咲希さんはパター以外はブリヂストン製のクラブを愛用しています。
それは、宮里藍さんのファンであるが故、というところが大きいです。
ファンの宮里藍さんが愛用していたのがまさにブリヂストンなんです。
2022年5月、国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディスが行われたんですが、ここでは、ベストアマを取ると、宮里藍さんとの記念撮影があるという事を知って、ベストアマを絶対取る!とがんばって、通算イーブンパーの28位でベストアマチュアに輝き、宮里藍さんと記念撮影が出来た・・・という事もありました。
こちらが全米女子アマ選手権で使用した優勝セッティングになります。
ドライバー(1W):ブリヂストン B1リミテッド(9.5度)
スプーン(3W):ブリヂストン XD-F プロト(15度)
ユーティリティ(UT):ブリヂストン B1 HY(18度)
アイアン(4~PW):ブリヂストン 201CB
ウェッジ(50、54、58度):ブリヂストン TOUR B BRM
パター(PT):テーラーメイド TPコレクション ハイドロブラスト ジュノTB2
ボール(BALL):ブリヂストン TOUR B X
パターだけはブリヂストンではないですよね。
女子プロに人気にテーラーメイドのTPコレクションです。
ちなみに宮里藍さんもパターはブリヂストンの時もありましたが、オデッセイの時もありましたよね^^
最後に・・・・
馬場咲希さんはまだ17歳。
このまま順調に成績を伸ばしていくかはまだ未知数ですが、期待の星であることには間違いありません。
うまくいけば主戦場は今後徐々にアメリカになっていくのかなぁ~と思いますが、そこもまた、宮里藍を思い出しますね^^
アメリカツアーは馬場咲希さんにとても合いそうな気がします。
がんば!!