読売新聞が主催している『全国小・中学校作文コンクール』で、第65回の文部科学大臣賞に選ばれた作文が本当に凄い!
タイトルは『夢の跡』・・・・とタイトルだけでは内容がよくわからないのですが、作文の出だしがまず度胆を抜かれます。
その出だしがこれです。
『父が、逮捕された。』
ええーーーーーーっ!!!!
いや、こんな事書かれたら絶対読んじゃうでしょ^^
いきなりすごいインパクトだし、よく書いたよ、ホント・・・・。
・・・で、読んでいくとわかりますが、この子の作文はすごい読んでいて情景が浮かんでくるんです。
うまいですね・・・・。
こちらの読売教育ネットワークのページで紹介されていますので、まずは見てみてください。(要約されています)
http://kyoiku.yomiuri.co.jp/torikumi/sakubun/contents/post-445.php
観て頂けるとわかりますが、要所要所に比喩的な表現を入れて印象づけていますよね。
例えば、「6人の警官が玄関先で卵のパックに収まっているかのように待機する中」とか、「巨大なシャボン玉の中から眺めているような」とか・・・。
こういう表現力もすごいですね。これを中学2年生が・・・・って言うんですからね。
そしてこの作文を読んでいくと、この高田愛弓さんの気持ちの部分だけではなく、逮捕された父が逮捕はされたけれど、意図的に悪い事をしたんじゃない!ということも伝わってきますし、家族の愛情という部分もね・・・。
こういう事実は確かにいろんな方に伝わってしまうのは嫌かもしれませんが、『本当はこうだったんだよ!』という部分を自然な感じで伝えているので、親もこの作文で『やめて!』とはならなかったんでしょうね。
ちなみにこの高田愛弓さんは小学生の頃から文才があっていろいろな賞を取ってきているんですが、中学一年生の時に文部科学大臣賞の最優秀賞を受賞した「一期一会~その想いを紡ぐ~」という作文も凄いです。
いや、本当に中学一年!????
と驚きを隠せません。
どんな子か?
こちらで紹介されています。
将来は作家さんになるのかな??
もし作家さんになられたら、私もきっと読むでしょうね^^