大相撲の世界が揺れています。
モンゴル出身力士が勢力を増してきて、相撲協会のコントロールが利かなくなってきています。
思えば最初の頃は品格もすばらしく、モンゴル出身と言っても同じ力士!
いいじゃないか!!
そう思っていました。
特に白鵬がまだ大関ぐらいの頃ですかね・・・。
とても素晴らしい品格でしたよ。
私は横綱になることが大賛成でした。
しかし、人は変わるものですね・・・。
まさかこんなにも違う人になってしまうとは誰が予想しえたでしょう?
彼自身、何か悩みや苦悩があったのかもしれません。
・負けても土俵を去らない
・不必要なダメおし
・礼をしない
・終わってからも対戦相手をにらみ付ける
・対戦相手に向かって塩を投げる
・汗をふかない
・反則すれすれの張り手、エルボー、かち上げなどの打撃系の多用
・必要も無いのにわざと相手を土俵からつきおとす
・土俵下に落とした後にさらに観客席に向かって突き飛ばす
・貴乃花が来るなら巡業に参加しない!なんて事を言う
・自分が勝手にまっただと勘違いして物言いの講義をしつこくする
・取り組み後に万歳三唱
そこはやっぱり残念ですね。
何か思う部分も勿論あるのが人間ですし、仕方ないですが、そこはしっかり、どっしりしていて欲しかったですね。
品格が・・・・
でも彼を打ち負かすほどの実力を持った力士もいませんでした。それもまた彼を孤独にさせていたのかもしれません。
もし、今の時代に全盛期の貴乃花がいてくれたら・・・・。
そんな事さえ思ってしまいます。
ただ、そういう品格的な問題だけではないようです。
今回、貴乃花巡業部長の下では巡業は行かない・・・という事を言ってるんです。
日馬富士の一件で事を大きくした事に対する逆襲です。
感情からくる対応ですね・・・・。
俺達モンゴル力士を取るのか、それとも貴乃花を取るのか・・・。
それを理事会に迫っているわけです。
俺達がいなかったら巡業なんてなりたたないだろ!と・・・。
さっさと貴乃花をやめさせろ!そういう事を言いたいのかもしれません。
しかし、今の相撲界で貴乃花は希望です。
この腐った相撲界で唯一まっすぐに・・・そして立ち向かっていく強さをもっているのが貴乃花だと思っています。
そんな簡単に排除されてはほしくありません。
モンゴル出身力士は今の相撲界にとても多くなっています。
彼ら抜きでは成り立たないレベルに来ています。
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貴乃花にもっと味方がほしい・・・・・。
本当切に思います。
音羽山親方(元貴ノ浪関)が2015年に亡くなってしまったのが本当に無念です。
貴乃花もかなり無念だったようで、こういうコメントを残しています。
「誠に誠に無念です。やりきれない気持ちでいっぱいです。
そしてもう一度あの頃に、共に汗を流し、激しい稽古に耐え抜き、
鍛錬し、燃えたぎる炎を燃やして、明日の夢へ夢へと向かって、
お互い汗を流したあの頃にあの頃にただただあの頃に、
あの頃だけに戻りたい。
これだけは皆様にお伝えしたい。
『身が滅びようとも、培ったこの絆は永遠となり不屈である』」と・・・。
貴乃花と貴ノ浪は共に信頼関係で結ばれていました。
果たして今の貴乃花にそういう関係を持つ仲間はいるんでしょうか・・・。
そういう仲間がいないとこの先苦しくなりますね。
貴乃花が相撲界から排除されるようなことがあれば、もう国技は終わりですね。
たぶんもう見る事は無いです。
腐りきった世界を見ててもつまらないですからね。
モンゴル出身力士の全てが悪い訳ではありません。
ただ、その中に一部過激な人もいて、それをひとくくりで『モンゴル出身力士』と言われてしまいます。
辛い思いをしている力士もいるでしょう。
もし、きちんとした人がいるならば、悪い人には従わず、自分の信じる道を進んでほしい。
そういう人が少しでも増えていってくれれば・・・・・。